長寿社会と呼ばれる今日、歳を重ねることで体が弱り、日常生活で介護を必要とされる方が増えています。これからの社会では、介護は誰もが直面する問題です。
 
介護は在宅を中心に行い、社会全体で支える仕組みが必要とされています。
制度の問題はもちろん、家族の介護をご自宅で行うには、段差や狭い開口といった住宅の問題があります。介護の負担を減らしたり、介護される方の自立のため、介護に適した住宅=介護住宅へ住宅改修を行う、それが介護リフォームです。
 
 
 
ご家族全員が住みやすく、使いやすく安全な住まいを目指して・・・
 
介護住宅は、ハンディキャップがある方や介護される方だけが住む家ではありません。介護する方やその他のご家族など、誰が住んでも安全で使いやすい住宅である必要があります。手すりなどの取付け以外にも、過ごしやすい「空間」を作り出し、「数十年先を見た」住まい作りをご提案します。

介護(手摺取付).jpg ■手すりの取り付け  

移動や立ち座りの補助のため、介護される方や障害がある方の状態(症状など)や体格にあわせて手すりの設置をします。また、木製・アルミ・ステンレスなど手すりの素材も、お客さまに合わせたものを選ぶ必要があります。過剰な手すりの取付けは、他のご家族の生活の支障をきたす場合があります。
 
ご家族全員の状況を考えた手すりの取付けを考えましょう。

介護(段差解消).jpg ■段差の解消  

玄関にはスロープを、室内には薄型の沓摺などを使い室内はもちろん、外構の段差も解消します。バリアフリー住宅は車イスや高齢者の方ははもちろん、ご家族全員に優しい環境です。
 
また、バリアフリー住宅はお部屋を開放的に広く見せる効果もあります。
■床材や通路面の材料の変更
 
現在の床材を滑りにくい床材に張替えたり、車イスの場合は移動がスムーズになるように和室から洋室へリフォームを行います。

また、転倒防止のため階段に滑り止めカーペットや滑り止め表面加工などを行い、より安全に生活できるように改修します。
■引戸などへ扉の変更  

ドアを引戸に換えることで、自力でのドアの開閉を促すことができます。また、車イスでの生活をスムーズに行えるよう、ドアの構造・幅員・移動スペースを確保することも必要です。幅員が広いドアは、ピアノやソファーなど、大きな家具の移動も簡単に行えるメリットがあります。
■和式から洋式トイレへ変更
 
洋式トイレに比べ、和式トイレは座ったり立ったりの動作が必要なため足腰に負担がかかります。和式から洋式トイレに交換することで、体への負担が軽減できます。体の症状にあわせて便座の高さを決め、壁や便座脇にも手すりを設置します。
住宅改修費用や用具購入費用等の介護保険給付の対象外ですが、ユニバーサルデザイン住宅は、更に安全で快適な住環境を提供してくれます。 
 
 
『 ユニバーサルデザインの7原則 』
 
1.どんな人でも公平に使えること
2.使う上で自由度が高いこと
3.使い方が簡単で、すぐに分かること
4.必要な情報がすぐに分かること
5.うっかりミスが危険につながらないこと

6.身体への負担(弱い力でも使えること)

7.接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること
 
レジオ.jpg■ オート機能付き洋式トイレ

オート開閉機能付きの洋式トイレもあります。人が近づくと自動的にフタが開き、人が便座より立ち上がると自動洗浄、人が去ると再びフタがしまります。
 
フタの開閉や、洗浄時の動作が省略できるため、体への負担が軽くなります。
リトイレ.jpg ■タンクのない、ゆったりスペースの洋式トイレ

トイレのタンクがないと、トイレルームが広々と使えます。限られたトイレスペースの動作が、スムーズになります。また、便器の大きさは今までと同じで、便座が大きなトイレ設備もあります。
 
ゆったり座れて、体の大きな方でも窮屈感がありません。
フットライト.jpg ■足元灯(フットライト)で移動が安心
 
夜中にトイレへ行くときなど、廊下や各部屋の電気スイッチがある場所までの歩行は、危険がたくさんあります。足元を優しく照らしてくれる足元灯を取付ければ、ご年配の方はもちろん、お子さまも安心です。

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