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「土地を所有していること自体に意味はない!」

従来の日本では、土地を保有しているだけで意味がありました。確実な値上がりが見込めたからです。将来に向かって高確率で大きな現金収入をもたらしたでしょう。しかし、現在では土地神話は崩壊し、土地の資産性も大きく下がってしまいました。最近になって、一部地域では「地価の下げ止まり」が見られるようにはなりましたが、多くの地域では依然として値下がり傾向であることは否めません。

保有していても値段が下がり続ける可能性がある一方で、土地を持っていることで発生する「負担」はいろいろあり、固定資産税や都市計画税が毎年かかり、さらには将来の相続税も心配しなければなりません。土地は持っているだけでは価値がありません。「資産」として有効に活用してこそ生きてくるものです。

まずは、本当に活用すべき資産か、何を目的に活用するのか、を把握するために、ご自身の財産の棚卸をしてみてはどうでしょうか? 

棚卸とは、自身の財産を全て評価して物件毎に収益性を確認することにより、残すべき資産か、活用すべき資産か、組み替える資産かを区分することです。
●残す資産
 流動性。収益性のどちらも高い資産。自宅や事業用資産等、将来に渡り守る資産。
 
●利用する資産
 収益性は高いが、流動性は低い資産。利用し収益を上げて、ゆとりある暮らしを支える資産。
 
●備える資産
 流動性は高いが収益性は低い資産(預貯金・駐車場 等)万が一の時や、相続税の支払い等に備える資産。
 
●組み替える資産
 流動性も収益性も低い資産(貸地・遊休地・アパート 等)
POINT1:収益性について
 
その土地から、毎年挙がってくる「収益」を重視します。固定資産税などの「コスト」をどれだけ上回っているのか、金利や経済情勢の変化に強い、安定したリターンが得られるかどうかも重要な要素ではないでしょうか。

 
POINT2:活用可能性について
 
現在得ている収益も重要ですが、「潜在的な収益力がどの程度あるのか」という点も欠かせません。利用形態を変えれば相当な収益が得られるのではないか」と思われる物件も少なくありません。「今空いている土地や収益が少ない土地を使って活用しよう」という考え方になりがちですが、それでは最適な解決策につながらないケースもありえます。

 
POINT3:相続対策について
 
財産の中に占める土地の割合が大きい場合、将来、相続が発生した際に問題が発生するおそれがあります。多額の相続税を納税したり、遺産分割で現金を渡したり と、まとまった現金を捻出する必要が生じてきます。また、遺産分割協議そのものが難航したり、兄弟間の関係悪化ということも頭にいれておかねばなりませ ん。資金の捻出には、土地の売却で対応することになりますが、売却が円滑に進まない可能性もあります。事前の対策で、「税額を抑える」「現金を用意してお く」「分割がしやすいようにする」といったことをしておくことが大事ではないでしょうか。

 
土地は所有しているだけでは価値を生み出しません。現金化により、より有利な金融資産で運用する、賃貸アパート経営により長期安定収入を確保するなど、価値を高める代表的な手法をご紹介していきます。

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